AI時代に5Sは、なぜ必要?
- 和賀南 村本
- 2018年1月5日
- 読了時間: 2分

5Sといえば、製造業では有名な概念ですね。
いわゆる「整理(Seiri)・整頓(Seiton)・清掃(Seiso)・清潔(Seiketsu)・躾(Shituke)の5つのS」を徹底することで、コストカットや業務の効率化、品質向上を目指す活動です。
たしかに、これを実行すると頭もこころも「すっきり」だけでなく、実践者がいる現場は、結果的に顧客満足度の工場や売り上げアップにつながります。
中小企業がほとんどの日本国内においては、現場の多能工化や創意工夫が起きやすい雰囲気ですので、この5Sは業務改善やチームの雰囲気をかえることにも役立つことにもなります。
では、なぜあらためてAI時代に、製造業でさかんな取り組みが大事になるのでしょうか?
先ほども述べましたよに、日本の企業のノウハウは「現場」に埋まっています。そして、やっかいなことにそのノウハウは「属人的」であり「口承伝達」「OJT教育」で継承されます。特許にならない、むしろしないほうがいい「秘密」の「魔法的な」スキルやノウハウがその状況にあります。
江戸時代からつたわる
戦前からつたわる
このノウハウが、高年齢者の再雇用でも間に合わないほどに、伝達が次世代人材へと伝える時間がなくなっています。ノウハウをつたえるために、海外人材も活用しなければならない状況です。
ただし、このハイコンテキスト文化での教育は、伝わるのに時間を必要とするのです。あまりにも多様な事例の積み重ねであり、スピードも速くはできないのです。
さらに、そのノウハウを維持する環境や素材自体も、ある分野をささえるほどの規模ですから、いかに現代の流れに沿って維持するかも知恵が必要ですが、その分野自体も部分的にかけて全体を維持するのが困難です。
だからこそ、今、知識の5Sを行い、何がベースで本質を維持するにはどのよな要素が必要かを構造化し、将棋の藤井さんのトレーニングにも活用されたように、AIを使って、ノウハウを維持し伝え教育するフレームワークをトライ&エラーで絞っていく必要があるのです。
AIもそ5Sがなければ、無用の長物。むしろ、いいものが駆逐されていく可能性もあるでしょう。